防災セミナー

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本日は、代協(保険代理業協会)の研修会で、松阪市危機管理室の方のお話を伺いました。主に地震の防災に関するお話だったのですが、その中でも特に印象的だったお話を紹介いたします。

危機管理室の方が、今大変なことになっている熊本の被災地へ仕事で行ったらしいのですが、その現場を見て今までの地震とは違った特徴に気付いたそうです。それは、比較的新しいと思われる建物でも完全に倒壊しているものが多かったこと。

私の曖昧な記憶で申し訳ないですが、阪神淡路大震災の際も建物の倒壊は多かったですが、昭和56年6月以降に建てられた(国の定める一定の耐震基準を満たした)建物はほとんど倒壊しておらず、倒壊したのはそれ以前に建てられた古い建物がほとんどだったそうです。

危機管理室の方も昭和56年6月以降に建てられた建物は大きな地震でも倒壊しにくいとの認識だったようで、明らかに新しい建物が倒壊しているのを見て不思議に思ったそうです。

そして危機管理室の方が考えた末にたどり着いた結論が、『震度の大きな地震が短期間に続けて何度も発生したため』でした。今回の地震の特徴として、本震、余震を含めて非常に強い地震が短期間に何度も発生していることがあり、4月14日からの3日間だけで震度6弱以上の揺れが7回も発生しています。

「現在の建物は震度7の揺れにも耐えられるように造られているものも多いと思いますが、流石に震度6弱以上の揺れが短期間に7回(5弱以上なら14回)も発生することは想定していなかったのではないか」とのことです。

このように、地震(に限らず天災全般)には想定外がつきもので、逆に完全に予想することが絶対に不可能だと言い切れます。今回の地震も、『確率的には非常に低い』ことだったのでしょうが、阪神淡路大震災以降の目立った地震だけ見ても、『確率的には非常に低い』未曾有の大災害が、東日本大震災と合わせて21年間で3回も発生していることになります。

巨大地震がいつ、どこに来るかは誰にも分かりません。しかし、この日本に住む限り、いつかは来るのは間違いありません。だったら、いつ来てもいいように、出来る限りの備えをするしかありません。弊社では、これからも地震に関する情報をできうる限り発信していきたいと思います。

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