販売停止になる保険、ならない保険

http://www.nikkei.com/article/DGXKASGC09H0Y_Z00C16A6MM8000/

マイナス金利の影響を受け、生保に続き損保でも積み立て型保険の販売停止が広がっています。

マイナス金利になると積立型保険が販売停止になる理由を説明するために、積立型保険の主な仕組みを簡単に説明すると下記のようになります。

<1> お客様から保険料(掛金)を預かる
<2> <1>で預かったお金から保険会社の人件費など諸経費を引く
<3> <2>のお金を国債などの債券や株式などで運用して増やす
<4> <3>から保険の満期金や契約内容に応じた保険金(死亡時の保障など)を支払う

マイナス金利になると、<3>で増やすどころかマイナスになってしまい、<4>で支払うべき保険金を支払えなくなってしまうため、各社積立型保険の販売を停止している訳です。

ここで気をつけたいのが、このマイナス金利の状況下でも販売停止になっていない積立型保険(こども保険・学資保険など)もあるということです。販売停止になっていなくても、積立型保険の基本的な仕組みは同じなので、マイナス金利でも保険商品として成立させるには、

<1>の保険料を上げる(保険料の値上げ)か、
<4>で支払う保険金を下げる(相対的にはやっぱり保険料の値上げ)

しかありません。以前の投稿でもお話しましたが、この超低金利の状況下では個人年金はもちろん、こども保険・学資保険も金融商品としてのメリットよりもデメリットのほうが圧倒的に大きいと言えます。こども保険・学資保険は、数ある積立系の金融商品の一つでしかありません。もし今こども保険・学資保険をご検討中の方は、それ以外の金融商品(自動積立定期預金、財形など)も是非とも検討してみてください。

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