積立系保険のデメリット

先日お客様に貯蓄型の金融商品のお話をしていた際、

「以前知り合いに勧められて個人年金に入ってたんやけど、支払いがキツくなったんで最近解約したんさ」

とのお話をうかがいました。個人年金にかかわらず、積立系の保険では珍しくない話です。個人年金(に関わらず積立系保険全般)は満期までの一定期間内に解約すると、解約返戻金が支払い保険料の総額を下回ってしまいます(要は払った分返ってこなくて損します)。このお客様も、支払った保険料総額の約80%し か返ってきませんでした。

生命保険協会の「生命保険の動向(2015年版)」によりますと、個人年金の解約・失効率は5.4%となっています。仮に解約・失効率が5.4%のまま推 移したとすると、10年後も解約せずに契約を継続されている方の割合は60.68%、20年後だと34.83%まで下がります。

実際には解約・失効率は毎年変わりますし、個人年金の保険期間も契約によりますので一概には言えませんが、満期までに解約されてしまう方が相当数居るのは間違いありません。

個人年金や学資保険などの積立系保険では、「今銀行の定期に預けても金利0.01%しか付きませんよ!保険ならもっと金利がつきますよ!」と、利回りの良 さをアピールする商品もありますが、このマイナス金利下においては、利回りが良いとされる商品でも年利に換算すれば0.5%~0.6%がいいところです。

銀行の定期と比べれば利回りが良いと言っても、たかが年利0.5%~0.6%で、契約してから一定期間(契約によりますが、6~7年から長いものだと10 年以上)解約すると払った分より少ない額しか返ってこないとなると、貯蓄型の金融商品として見た場合あまり大きなメリットとは言えません。

無論、積立系保険にも良い所はありますが、以上のようなデメリットを知らないまま契約し、結果損をしてしまうお客様もいらっしゃいます。弊社では、本当の意味での情報提供をしていくことで、そのようなお客様を減らしていきたいと考えています。

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